東京の電車は難しい!
東京での電車移動は便利!ですが、
目的地に向かう途中で電車から別の電車に乗り換えるときがわかりずらい!
分かりやすいサイトも見つけられないので私なりの乗り換え要、不要の説明を考えてみます。
乗り換え説明の前にこの記事のきっかけの話。
そもそもなぜこんなことを思ったのかというと、ある駅で乗り換えに苦戦しているような旅行者を見たから。私も過去苦戦した。
電車に乗車したことが無く、乗り換えの意味も理解できていない過去を思い出した。私は電車の無い沖縄のモノレールすら無い時の上京のため電車知識は無く下記がわかりませんでした。
①駅で何をするのか
②電車に乗るまでの手順がわからない
③目的地に到着するまで不安だ
今では懐かしい思い出です。
東京で初めて乗車した乗り物は「東京モノレール」。羽田空港駅から浜松町駅までの外の景色、ビルをすり抜けるように走るのが新鮮すぎた。
乗り換え不要の場合。山手線。
まずは乗り換えが不要な場合で説明を試みます。
JR東日本の山手線「大崎駅」で乗り換え不要の場合。(よく利用するのでこの駅で説明)
この駅を推すような記事になりそうなので、大崎駅は下記地図をご参照下さい。
一応、隣駅は品川駅と、五反田駅と、りんかい線大井町駅。
乗り換え不要だから難しくないよと、思うなかれ。電車利用しない者からしたら難しい場合もある。

まず改札を通り、改札の上天井目線に表示板があるので、乗りたい線路ここでは「山手線」のホームがある方面に歩きます。ちなみに上記画像だと、真ん中にある案内版の矢印を見て進んでも良い。

乗りたいホーム方面へ進むと、壁などに電車行先と停車駅の案内版がみえてくる。
上記画像だと品川駅や東京駅に向かう電車がくることを案内してます。
目的の駅があれば階段を下りた先のホームで電車を待ちます。
難しと感じるのはここから。画像だと「田端」より先が無いんです。
「あれ?目的の駅が無い。この電車は行かないのか?」と考え別の案内版を探すか駅員に尋ねる事になります。
「大丈夫です。田端の次の駅「駒込」に行きます。駅名が割愛されてるだけです。山の手線は一周する電車なんです」って事を知らない方もいるかもしれません。これが東京の電車の難しさを感じる点です。案内版に全駅表示してよと思います。
しかし降車する駅によっては乗り続ける時間が掛かるので、上記画像にない別の場所にある山手線ホームに行けばよいと判断しそのホームを探すこともあります。ってこの「別のホームがある」という情報も上記画像の案内版にはありません。
「渋谷新宿方面へお急ぎの場合は、○○ホームで乗車願います」と大きな文字で案内しても良いと思うが。

上記画像は品川駅方面に行く電車に乗車するため階段を降りたホーム。山手線の駅で降車するなら、内回り方面と外回り方面ともに乗り換え不要です。
なお「内回りホーム」と「外回りホーム」はホーム場所が別です。上記画像1番と2番は内回りホーム。
3番と4番は外回りホームで別の階段で外回りホームに降ります。
大崎駅は上の説明通りですが、隣の五反田駅は同じホーム上に「内回りと外回り」があります。区内のJRは山手線に限らず同じホーム上に「上りと下り」があるか、別のホームへは階段などを経由して移動するか、これも難しさを感じる点です。
なお「上り」は郊外から都心に向かい、「下り」は都心から郊外方面に向かう。山手線は都区内を周る線路なので「内回り外回り」としているらしい。
乗り換え不要の場合。りんかい線。
次はりんかい線。
「大崎駅」は、別会社の東京臨海高速鉄道りんかい線「大崎駅」でもあります。といっても改札はJR東日本と同じですので、改札通過後、案内板を見てりんかい線ホームがある方面に向かいます。
下記画像は改札天井上目線の表示版で、りんかい線の電車に乗降できるホーム番号と、出発時間を確認できます。

山手線と同じように、下記画像のような案内版があるので、目的地の駅を確認し階段を下りてホームにて待ちます。りんかい線に目的の駅があれば乗り換え不要です。

しかしこの案内版、すぐに見つからないこともあるのよね。階段を下りてホームへ。
なお、公式ウェブサイトで駅の構内を確認できます。事前に確認しておけばある程度迷いも回避できます。
だが巨大な駅だと構内が広すぎて公式ウェブサイトでも把握は難しく、駅員に尋ねても簡単に把握できない事もあります。特に東京駅、新宿駅。
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大崎駅出て近くに「大崎駅西口バスターミナル」という東北や関西を行き来する高速バス停留所があります。
乗り換え不要だが難易度が上がるケース。
引き続き「大崎駅」で説明。この駅、山手線とりんかい線、以外にも、
湘南新宿ライン
埼京線
相鉄線直通
があります。

上記画像の場合は行先の異なる電車が複数あり、目的の駅があれば乗り換え不要で行けるので、乗り換え失敗は起こらないです。
注意すべきは乗り間違え。上記の画像のように複数あるとわかりずらい。間違って乗車したら途中駅で乗り換え、または降車して引き返しかねない厄介さがある。
例えば群馬県方面で説明を試みます。
この「大崎駅」からは群馬県に行けます。降車駅を「高崎」に定めた場合、
①改札を通過後、改札上目線の案内版を見る
②「高崎」に向かう線路を確認する。下記画像だと湘南新宿ラインの8番ホームに向かう事になる。

③8番ホームに降りる階段あたりの壁に路線と停車駅の案内版があるので、目的の駅を確認して階段を下りる。

上記画像は5番6番ホームに降りる階段ですが、7番8番ホームと隣り合うように階段があるので、誤って別番号のホームに降りないよう注意してください。

④8番ホームに降りたあと掲示板を見上げる
⑤8の文字を確認し湘南新宿ラインの電車が停車するホームであることを確認し、「高崎」に向かう電車が来ることも確認
しかし上記画像では「8」の横並びに、湘南新宿ラインと埼京線とりんかい線と印字があります。
このホームはいずれかの線路の電車が停車するホームということであります。
画像の掲示板では「高崎」に向かう電車が遅れて入ってくることになります。
この複数路線印字、混乱しますね。初めて見たら何のこっちゃです。
直近で到着する電車は必ず掲示板に表示しますので必ず確認しましょう。
というのも、階段降りた直後に発射ベルが鳴り、慌てて駆け込み乗車すると、違う行先の電車に乗車していた、ということが起こります。結構あるあるの行動なので、ホーム番号と掲示板、案内版確認をしていきましょう。
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大崎駅の隣は「品川駅」です。新幹線乗車に利便性良好。
りんかい線で乗り換えが必要な場合。有名場所に向かうルート。
りんかい線は、終点の新木場駅でJR京葉線に乗り換えると舞浜駅に行けます。
つまり「東京ディズニーリゾート」の最寄り駅です。恐らくこの乗り換えで利用されている方はいると思います。その乗り換えの説明を試みます。
なお公式の東京ディズニーリゾート交通アクセスにこのルート案内はありませんでした。乗り換えは下記参照。
①大崎駅から新木場へ向かう。この間の乗り換えは無く座って終点駅までGO
②新木場が終点駅のため降車
③必ず改札を出る
④改札出た少し隣に京葉線の改札があり通過します
⑤蘇我方面の電車に乗車。同じホームに上りの東京行きがあるので乗り間違え注意
⑥数分の乗車で舞浜駅に到着します。
乗り換え難易度は低く、注意点は駅構内と京葉線のホームぐらいだと思います。
改札を出た新木場駅構内は人が多く飲食店も若干あるので割と混雑しています。よって改札が人に阻まれてすぐに見つからない可能性もあります。初めて立ち寄る方は時間に余裕をもって行きましょう。
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大崎駅の隣は「品川駅」です。京急線に乗り換えて羽田空港へアクセス。乗り換えは、
①山手線の品川駅で降車
②改札は出ない
③JR改札内に京浜急行の「乗り換え専用改札」があるので通過する、なお私鉄に乗り換えなので切符購入の場合は「乗り換え専用改札」横窓口で駅員から購入して改札を通過
④通過した直後のホームに「羽田空港」行き電車が停車。しかし三崎口方面に向かう電車も停車するため、改札通過後の上天井目線の案内版を必ず確認する
羽田空港から大崎駅へは上記乗り換えの逆ルートです。
まとめ。
乗り換えがうまくいかないパターンは、上記のように階段であったり、複数路線であったり、停車する電車であったりと、関係ない幾つかの選択肢が連続で出現すると間違う可能性があるので、これもある意味、東京の電車が難しいと思うケースかと。
また大崎駅は埼玉方面、神奈川方面、千葉方面へのアクセスがよい駅ですが、行き先によっては乗り間違えも起こりえます。この駅に限らず時間に余裕を持って行動が良いです。
読了頂きましてありがとうございました。(人”▽`)