住み続けると気づく事
沖縄移住について実生活の日常が本土と異なるものを考えてみます。
四季を感じない。
気象庁サイトの沖縄地方の地勢ページには、亜熱帯海洋性気候の地域のため、夏は蒸し暑く晴れた日が多く、冬は時折小雨を交えた曇りがちの日が多い等々・・・と解説があります。
沖縄本島の冬は体感的に、12月の半ばから3月半ばごろまで寒いものの1桁気温に下がることはあまりないです。しかし本島内でも北と南では気温差があり、本島北部に限れば1桁の気温に下がることが時々あります。
沖縄気象台のサイトにて、沖縄で降雪はないものの、みぞれを観測した年が昭和52(1977)年と、平成28(2016)年)にあったようです。
引用:沖縄気象台|沖縄本島地方の気候
3月半ばを過ぎると寒さが弱まり、晴天の昼間にクーラーを使いはじめる事があります。このまま寒さが戻る事なく、4月以降もクーラーを使い続け、12月半ばあたりまで稼働していきます。ただし、1月でも晴天であれば昼間の気温が上昇しクーラーを稼働することがあります。
そんな事から本土では暖房を稼働させる時期でも、沖縄では冷房を使用している事があるため、紅葉を見るであったり、冷えた体を温泉で温めるといった、四季を感じる要素は少ないです。移住者の地元では普通であった四季を感じる何かを、沖縄では感じにくいかもしれません。
国立大学法人琉球大学ウェルネス研究分野サイトの沖縄の温泉について、いくつかはホテル内にあるものの、宿泊者以外も利用可としている施設もあるようです。また会員証を作ると割引きをする温泉施設もあるようです。下記サイトを参考にしてみて下さい。
出典:国立大学法人琉球大学ウェルネス研究分野|沖縄の温泉
冬のおしゃれ着について。
本土の冬はしゃれた服を着る事が出来る絶好の時期です。厚手のコートにマフラーと手袋、ブーツなど、とにかくいろいろな服を着る楽しみがあります。
沖縄でそれは叶わず1桁気温になかなか下がらない気温では上記のような着用はおそらく汗ばみます。よって重ね着などのしゃれた格好も減ります。
さらに冬の期間が短い為、必然として着用期間も短くなり、同じ冬服などを何年も使い回すほうが良いと判断してしまう可能性があります。
上記の寒くないから着用しない理由とは別で、移住後の収入減により冬用のしゃれたものに出費を控える可能性も否定できません。
違う言い方をすれば、冬におしゃれをあまり考えなくて楽になるとも言えます。冬が終わり暑くなると冬ものは使わなくなりますがカビが付かないよう風通しの良い場所に保管下さい。
テレビのチャンネルが少ない。
沖縄では民放3局あります。残りの東京キー局民放2つの系列はありません。民放3局が他の2系列の番組を少し放送しております。
しかし、民放3局は地元ローカル番組も放送するため、東京キー局番組の全ては放送しません。これは24時間チャリティー番組が細切れで放送されたり、沖縄にない2系列の人気番組は視聴出来ない、本土とは遅れて放送されたり(同時放送でない)といったことがあります。
逆に言えば本土では視聴できないローカル番組を視聴できるのがメリット?です。地元のタレントが県内で人気が出て、ローカルCMやローカル番組によく出ているものです。
この沖縄ローカルテレビに出る地元タレントは年代によって、強く覚えている地元タレントがいるのも特徴のように感じます。現在の沖縄県知事もよくテレビに出てました。
本土で視聴していたお気に入りのテレビ番組はあきらめる覚悟は考慮しておきたいです。でも沖縄の番組おもしろいですよ。
まとめ。
・四季をあまり感じない
・おしゃれ服着用が減る
・テレビチャンネルが少ない
本土では普通だったことが出来ないデメリットがあります。移住によってこのデメリットが良いのかどうか検討するためにも何度も沖縄を訪れて移住有無の結論に近づいていきましょう。
読了頂きましてありがとうございました。次回に続く。