海と交通事情と戦闘機について。
沖縄移住後、生活していくうちに心境の変化から失敗になる事があるようです。
海に飽きる。
移住失敗の理由に「海」を「見飽きた」と述べるブログが少数ながらあります。沖縄の海がいつでも見られる場所に住処を探してそこに移住するも、移住直後は満足していたはずが、海を見られる事が生活の一部となると海を見飽きるようです。
本来の目的が達せられたという事でしょうか。それとも移住者の心境が変化したのでしょうか。この場合飽きたら本土に戻るのでしょうか?沖縄の海ありきでの移住では、心境が変化したとき住み続ける事が苦痛になるかもしれません。
そうならないためにも沖縄の海を見るなら観光で十分ではないか?ということも考えて移住を検討してみて下さい。それでも移住なら海以外の理由も見つけられたらと考えます。たくさん移住理由があれば移住期間を延ばせるかもしれません。
沖縄の移動手段。
沖縄モノレールとバスが公共交通機関です。モノレールは滞りなく移動できます。しかしまだ路線自体は短いです。沿線沿いに住めば車の使用は減るかもしれません、
バスはバスレーンはあるものの時間の余裕を持って乗車しないと現地到着が遅くなる事があります。またバスの路線図は複雑かつ運賃も高めです。那覇市内に限れば頻繁に走っているので便利です。
高速道を走る高速バスもありますので高速道路に近く、高速バス停留所があれば遠くまで、または空港まで楽に移動する事もできます。飛行機の利用が多い方には良いかもしれません。
車移動に関してラッシュ時間帯の渋滞は日常です。残念ながら新しい道路が出来ても渋滞解消までには至らない感じです。ラッシュ時間帯以外は割と空いています。
バイクに関しては、暑い日、雨の日は乗りたくない気分になるかもしれません。
この渋滞に不満を述べる移住者のブログが少なからずありますので、事前に渋滞の状態を体験しておくと良いかもしれません。
沖縄自動車道(高速道路)は手ごろな料金かと思われますので、高速道路利用で時間短縮ができるかもしれません。下記サイトを参考にしてみて下さい。
引用出典:NEXCO西日本|高速料金・ルート検索
なお、沖縄には踏み切りがありませんので、踏み切り前で一時停止や、踏み切り前の渋滞、電車の接近音を聞いて安全確認、なんてことはありませんのでこれは利点かもしれません。
戦闘機の音。
沖縄にある米軍基地では頻繁に戦闘機が飛んでいます。とくに基地周辺や飛行ルート沿いは騒音が大きいです。これは例えようが無いくらいで基地のそばの家だとテレビの音量をどんどんとMAX近くまで上げていく事があります。
千葉県の高校生が沖縄県の高校生に手紙を送付、返事が届き、住民の考えを知った事を記事にした朝日新聞のサイトがありました。日本にはいくつかの地域に米軍基地はあります。そのいくつかの地域のひとつである沖縄の生活の実情を少しながらも知ることができます。
引用出典:朝日新聞
深夜12時を過ぎた基地内から、戦闘機がエンジンを吹かしていることがたびたびあります。夜中の爆音はさらにうるさく感じます。また深夜から早朝まで騒音が続く日、オイル臭も発生しているようですので、移住先の住む場所、特に中部エリアは考慮しておきたいです。
沖縄本島でも米軍基地がない地域がありその場所だと戦闘機による騒音がありません。特に本島南部は静かです。しかし戦闘機の飛行ルートに影響されるため静かな日が続くわけではないですが、基地周辺に住むのとは明らかな騒音の差はあります。
ただ南部は空港に近い地域もあるため、戦闘機ほどではないが、民間航空機の音が聞こえる場所があります。
沖縄にある米軍基地については「本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること」書籍を参考にしてみて下さい。日本政府は沖縄になぜ米軍基地を置くのか。超初心者の著者が現地にて調査、聞き込み、写真撮影、歴史などを調べあげた労作です。調査と資料集めに時間が掛かると予想して始めるも、あっという間に資料などが集ったことを疑問に思いそこから展開していきます。
引用書籍:本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること|出版社:書籍情報社|著者:矢部 宏治
基地の話題から少し脱線した話題を紹介。かつて沖縄の基地に20年ほどいた方がアメリカで唯一現存するミスタードーナツ店のオーナーとして経営されているようです。下記サイトにて1店しかない寂しさとオーナーの情熱、店の雰囲気が伝わる渾身の記事です。
引用:オモコロ|zukkini
まとめ。
・海以外で移住理由を探す
・車の免許証は所持しておいた方が良い
・基地の近くは騒音がある
海に飽きたり、道路状況に不満が出たり、基地周辺は騒音がすごかったりで、住み続けると感じる事がありますが、その前に住む場所の事前調査をお勧めします。沖縄に飽きる、マンネリ化してくる事については、何か対処法がないかを考えて別に記事にしていこうかと考えています。
読了頂きましてありがとうございました。次回に続く。